自啓録/ある海軍兵学校生徒の青春

戦時下の海軍兵学校に75期生として入学した父が、敗戦とともに卒業するまでの日々を綴った「自啓録」とよばれる日記をもとに、一海軍兵学校生徒の青春をふりかえります。

(3) 昭和18年12月3日

一号生徒(※最上級生)は恐ろしい。

 

二号生徒(※最上級生の一学年下)はやさしい。

 

しかし一号生徒も本当は親切なのだろう。

 

 

(注)原文を一部現代語訳に、旧字体新字体に直して掲載しています。また意味のわかりにくい言葉はカッコ書き※で注釈をつけ、原本にて判別のつかない文字は ● として表記しています。